HGUC マラサイ その97

前回グレーやホワイトの部分へ墨入れをしたので、今回は・・・またバリュートパックの墨入れ作業です。


いや、正確に言えば墨入れの拭き取り作業です。


前回一旦明るい色で墨入れをしてしまい、プチッと後悔した後で更に混色した色で墨入れし直して暫く放置していました。

って事でまずは明るい色で墨入れしてしまった状態がこちらです。

な〜んかね、コレジャナイ感があるんですよ。

ワテクシが求めているのは、暗い感じのラインであって、グリーンが鮮やかなラインではないんすよ。


んで、それでもこの時は長時間色鉛筆塗料を放置した後の拭き取りがどうなるのかを確認したくて、お気に召さない色だったのですが暫く放置してました。


って事でガッツリとはみ出した状態で結構時間経った状態がこちら。

既に結果は以前の記事でも触れていますが、これだけはみ出していてもしっかりと消えてくれました。


そして色鉛筆を混色して作った色で再度墨入れし直したものがこちら。

この後はさっさと水を含ませた筆でサラサラと塗料を落として完了させました。

それがこちら。

最初の墨入れよりもマシになりました。


結構乾燥時間はしっかりととったのですが、別の色で再度墨入れをすると、前の色が溶け出してその場で最初の色と次の色との混色が行われます。

例えるならプラスチックのパレット上に残っていた絵の具は乾いているけど、そこに別の色を水と一緒に混ぜたら最初の色が溶け出して混色された様な感じです。

コレを逆手に取ってパーツ上で色々なグラデーションを再現する事も出来そうです。特にダンバイン系の機体とかの生物的なデザインのものは非常に効果的に生物っぽい塗装が出来るんじゃ〜ないかなと期待しちゃいます。


以前から色鉛筆での墨入れは何となく出来るんじゃね⁈とは思っていて、今回のマラサイさんの塗装作業で初めて実践してみました。

色々と確認したい事が沢山あってそれを全部試す事が出来て非常に満足です。

後はヴァーニッシュで滲みが発生するかですが...やり方次第で結果も変わるのかもしれないので、今回成功したとしても次回どうなるのかはまだ研究し続ける必要があるかもです。

0コメント

  • 1000 / 1000