HGUC ジオング その1

前回に引き続き今回もパチ組みのご紹介です。

今回はジオングさんです。


こちらも年末の再販に合わせてポチったものです。

ジオングさんはガンダムさんのライバルみたいなものですから、結構人気がある機体だと思ったので、予約してもワテクシの分まで回ってくるかな〜と心配でしたが無事ゲットする事が出来ました。


もしかして人気無いんですかね?!

あのジオングさんですよ?!

曲がりなりにも一年戦争でボスキャラですよ?!

まぁ入手出来たからいいんですけど。


第一次ガンプラブームでは、模型店の棚に並んであったのを見かけた事が無い程にレアなキットでしたよ。因みにHGUC版は日本に居た時に既に購入済みでパチりましたが完成させずに友人に譲渡してしまいました。


去年辺りでしたっけ?! RG版が発売されたのは。アレはアレで非常に格好いいんですが、基本的にRG版のキットって全般的にパーツの合いが非常にシビアで無塗装派にはいいんですが、塗装派にはきついシロモノですからね。まぁそもそもHGUC版の造形の方がワテクシの好みってのがあるので、まずRG版に手を出す事はありませんが。

ほ〜んとガシャガシャ無塗装でブンドドするにはRG版のキットって非常にいいんですよね〜。ただ組むだけで格好いいんですもの。でもワテクシみたいにちゃんと塗装したいって場合には非常に難易度が高いんですよね(あくまでも個人的な感想です)。

で、ジオングと言えば一番思い入れの深いキットがありましてね。昔B-CLUBのガレージキットで、「The Legend Of MS」って1/220サイズのキットのシリーズがありましてね。ジオングさんもリリースされたんですよ。その造形がまた非常に素晴らしくてゲットした事がありました。このシリーズはアッセンブルフリーと言ってお好みのポーズで固定できる様になっているんですが、ジオングさんのサイズが元々大きい事もあって可動改造もし易かったので、色々遊べました。ただ完成間近で日本を離れなきゃならなくなったので、これも友人に譲渡してしまいました。今ググっても製品の画像は見つかるけど、完成した状態のものは全く見かけませんね。今売ってたらゲットしてまた作りたいな〜。


とまぁまだまだジオングさんには熱く語りたい事が山程ありますが、いつもの様にまずは箱絵のご紹介です。

嗚呼っ!!

アニメ調の箱絵が非常に格好いいっ!!

ワテクシ本当にアニメ調の箱絵が大好きなんですよ〜。

毎回言っているので、またかという声が聞こえそうですけど。

まぁこの先このアニメ調の箱絵に戻る事は無いとは思うので寂しい限りです。


そしてパチ組みしたものがこちら。

イイッ!!

非常に格好イイッ!!

正にアニメに登場したそのままの雰囲気が再現されていますぅぅぅぅうぅ(T^T)

これ以上何も足さない何も引かないな、程よい匙加減で造形されているんじゃないかと思います。

まさか大人になってこんな素晴らしい造形のジオングさんを手にする事が出来るなんて、子供の頃のワテクシには想像も出来なかったんじゃ〜なかろうかと。

ジオングさん自体は大きいんですが、まぁHGUCなのでパーツ数を抑えてある事もあり、必要最低限のパーツ構成で可能な限り色分けされているのがいいですね。

元々そんなに激しくポーズするような機体でもないので、必要最低限の可動範囲が確保されているキットだと思います。若干肘の可動範囲が狭いかな〜とは思いますが、思いっきり肘を曲げたジオングさんは想像できないのでまぁこんなもんかなと思います。


って事でいつもの様に後ハメ加工を踏まえたワテクシ的このキットの攻略方法について語っていきます。

まず脚部ですが、脚部は存在しませんw その代わりに大きなバーニアが付きますが、後ハメ加工は要りません。

次に腰部ですが、後ハメ加工を必要としません。ただ巨大なスカート裏に付けるディテールがハメ殺しになっているので、ダボ穴を調整して外れ易い様にしたり、グレーのスカートの見えなくなる部分に穴を開けて後から押し出せる様にしておくといいと思います。スカートの縁はディテールが存在していますが、縁の内側はディテールが無いので、RG版等を参考にトラス状のディテールを追加してみようかと思います。チラ見え大好きっ子(おっさんですが)としてってのもありますが、スカート裏はジオングさんの見せ所ですからね。もしかしたら既存のディテールを使わずに、自作ディテールをモリモリ作り込むかもしれません。

次に腹部と胸部ですが、構造的に胸部と腹部が繋がった内部フレームが存在し、それを挟み込む様に腹部のグレーの外装と胸部のダークブルーの外装が存在します。一見すると後ハメ加工をするのは難しそうですが、内部フレームは完成させると全く見えなくなるので、腹部外装を下からハメ込める様にダボ穴をC字に加工し、胸部外装は内部フレームに接着してしまっても良さそうです。

次に首の根元ですが、ジオングさんは他の機体と違って仰ぎ見る様な可動はここで行います。ここは胸部とは別ブロックになっているのはありがたいのですが、頭部へと繋がる部分を前後から挟み込む様になっているため合わせ目が発生します。ネットで検索してもここを上手に処理している人は全く見かけませんでした。そもそも同じ色なのでそのまま塗装しても良さそうですが、頭部へと繋がる部分は奥の方が若干見えるし、エアブラシで塗装するとそこまで届くか怪しい部分です。なので折角ですからここも後ハメ加工したいところですね。って事でここのブロックをよ〜く観察してみると、胴体の内部フレームと接続されているのは頭部へと繋がる部分のボールジョイント受けだけで、そこのブロックを前後から挟み込んでいるパーツには全く関係有りません。そして前後から挟み込んでいるパーツの下部は胴体の外装で殆ど見えなくなります。って事で、前後のパーツで挟み込んでいる可動パーツの下部をガッツリと削り飛ばして、頭部に繋がるパーツを下から差し込めるようにすれば後ハメ出来そうです。

次に腕部ですが、基本的に後ハメ加工を必要としません。厳密に言えば上腕側の肘関節付近に若干合わせ目が出てしまいますが、まぁ目立たない場所ですしディテールとして放置しても良さそうなので放置すると思います。

次に頭部ですが、後ハメ加工を必要としない素晴らしいパーツ割りなのですが、モノアイをシールで再現するため、ヘルメット内壁に隙間なく存在する黒い内部パーツが存在します。ジオングさんはモノアイのスリットが前面だけでなく頭頂部にも存在するため、モノアイの可動化が非常に難しいです。こういったパターンの機体では市販のボールジョイントか、市販の可動パーツを組み合わせて縦横2軸可動する部品を自作するかと思います。


とまぁそんなところでしょうか。

ジオングさん自体が大きく一年戦争系の機体なので、非常にあっさりしたディテールなのでスカート部等面積が広い部分が多く、そのまま制作すると間延びした感じになってしまいそうです。なのでジオングさんに関しては間延びしそうな部分についてはスジ彫り等をして若干ディテールアップするかと思います。

それでもアニメの雰囲気を損なわない程度に本当〜に若干レベルですけどね。


後一年戦争系でゲット出来ていないのは、ゾックさんとGアーマーさんでしょうかね。どちらも根強い人気のあるキットなので非常に入手が困難です。

実際どちらも去年の年末に再販があってHLJで予約済みだったのですが、ワテクシの分まで回って来ずに入手できませんでしたからorz

噂によると今年の春までは全く再販の予定が無いらしく、はてさていつ入手出来る事やらって感じですね。まぁどうせ入手しても暫くはクローゼットの中でじっくりと熟成してもらう事になるから急いではいませんけどw



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